博士〜、近視の人は老眼になりにくいって噂が昔あったけど、あの噂って本当なの〜?
もし本当なら、老後はちょっとラクできるかも。
残念じゃが、それもデマだね〜。
老眼は誰もが平等になるもので、65歳くらいで症状の進行は止まるよ。
そうなの?
じゃぁなんでそんなデマが流れるようになったの?
それは、近視の人は遠視や視力の良い人と比べて、老眼に気付きにくいからだね。
ん?
どうゆうことなの?
近視の人は、老眼になる前から目のピントが近いところで合っているのは知ってるよね?
老眼になると、ピントのあっていた距離がだんだん遠くなっていくんだけど、些細な変化にはなかなか気付きにくいもんなんじゃよ。
だから、本当は老眼になっているんだけど、気づくのは症状が進んでからというのが多いね。
なにか老眼に気づくヒントとかってないの?
一時的に近視の進行が止まったり、メガネを外すと以前より近くが見えるようになったなど、目に変化を感じる人もいるよ。
そういった変化があれば、すでに老眼がすすんでいる可能性はあるね。
なるほどね。。
近視にも一応いいところ(?)はあるんだね。
ありがとう、博士。
まとめ
- 近視の人は老眼にならないというのはデマ。
- 近視の人は元々、目のピントが近くに合っているので、老眼になっていることに気づきにくいだけである。
- 近視の人が老眼に気づくのは、症状が進んでからが多い。