
今日は弱視の原因についてまとめてみるよ。
弱視とは「コンタクトレンズやメガネで矯正しても視力が1.0以上見えない状態」ってのは説明したよね?

うん。
子どもの内に治療すれば良くなるけど、大人になってからでは治療が難しいんだよね。

そうじゃよ。
それから、弱視の原因はほとんどが遺伝とは関係ないとされているんじゃよ。
もちろん小さい頃の目の病気が原因で弱視になることはあるけど、それは弱視の原因としては少数なんじゃよ。

そうなんだ。
じゃぁ何が主な原因なの?

主な原因は、小さい頃の遠視や斜視、乱視とされているんじゃよ。
特に小さい頃の遠視と乱視は要注意じゃなぁ。

どういうこと?
斜視なら大丈夫ってこと?

斜視は物の見方や視線が不自然になるから、両親が気付くことが多いんじゃよ。
だから結果として早期治療に成功することが多いんじゃよ。

乱視や遠視は見極められないの?

絶対に無理ではないけど、特に遠視は難しいね。
眼科が近視と遠視を間違えることもあるくらいだからね。

そっかぁ。
なにか気をつけた方がいいことはあるの?

幼児なら3歳児健診で発見されることが多いから、3歳児健診は必ず受けることだね。
そこで弱視が発見されず大人になると、もう取り返しがつかないよ。

そうなんだぁ。
自分が子どもを持つようになったら、気をつけなきゃダメだね。
大人になってから我が子が視力で困ってる生活はさせたくないもんね。
まとめ
- 弱視の主な原因は遠視、乱視、斜視。
- 小さい頃の遠視と乱視は発見が遅れることが多いので、特に注意が必要。
- 弱視は3歳児健診で発見されることも多く、必ず受けるべきである。

お子さんの目が視力矯正しても良くならない場合は、弱視を疑ってみてください。
発見が6歳以降になると、それだけでも弱視治療の効果が弱まってしまいますよ。