遠方凝視法(えんぽうぎょうしほう)っていうのは、聞いたことあるかな?
ん~、よく知らないけど遠くをずっと見るってことかな?
そうじゃよ。
遠方凝視法は、ピントを遠くに合わせることで目を良くするという方法なんじゃ。
目の疲れをとったり近視を回復できる可能性もあるから、今回は遠方凝視法について説明しようかのぉ。
遠方凝視法(えんぽうぎょうしほう)とは?
仮性近視は、近くを見る時間が長くなってしまったことで目の毛様体筋がこり固まり、ピントの調節が難しくなってしまうことが原因の一つとされています。
遠方凝視法は、視力回復センターでも使われる視力回復法の一つで、遠くに焦点を合わせ目の毛様体筋をゆるめることで、ピントの調整ができるようにして、近視の改善をはかるものです。
遠方凝視法は、短時間おこなうだけでも目の疲れをとるストレッチとなります。
長期間おこなえば、仮性近視であれば視力が回復する可能性は十分にあります。
アフリカの人の視力が4.0もあるのは、きっと常に遠くを見ているからなんだね。
遠方凝視法、早速やってみるよ!
でも何をみれば良いのかな?
視力検査表のようなものがあれば一番良いじゃろうなぁ。
もしくは、室内でちょっと遠くにあって、なんとか頑張れば見えそうなものを集中して見るのが良いじゃろう。
一旦近くの物を見てから、遠くのものを見続けるんじゃ。
あくまでも頑張ったら見えそうなレベルのものを見るんじゃぞ。
外だったら、星とか景色とかを見ればいい?
そうじゃなぁ。
ただし、遠方凝視法の欠点として、毎日繰り返しおこなっていかないと効果がでにくいんじゃ。
効果がでるとしても少しずつじゃから、時間がかかるのは覚悟しなければいけないのぉ。
強度の近視の人にもあまり効果がないんじゃ。
う〜ん、それだとちょっと微妙だね・・・。
まぁ、遠方凝視法の他にも視力回復方法はたくさんある。
視力回復できる可能性の一つとして、覚えておくくらいが良いかもしれん。
まとめ
- 遠方凝視法とは、遠くに焦点を合わせることで毛様体筋をゆるめ、ピントの調整機能を取り戻すためのトレーニング法
- 遠方凝視法は、仮性近視なら実際に視力が回復する可能性もある
- 遠方凝視法の効果を実感するには、多くの時間が必要となる
遠方凝視法で、視力を回復した人もいるようじゃが、時間は結構かかるようじゃ。
1年以上頑張って、視力が0.2だけ回復したとか、そんな話もあるようじゃよ。