博士~、「老眼は歳を重ねることで、近くが見えづらくなってしまうこと」だったよね。
実はお父さんが最近老眼になっちゃったみたいなんだ。
お母さんもそれ見て心配してたし・・・。
今日は具体的な老眼の対策を教えて~!
おぉ、それは大変じゃ。
老眼は放おっておいても進行するばかりじゃから、せめて悪化しないように対策するのが良い。
今回は自分で今日からできる老眼対策を教えよう。
私もできるだけ老眼を遅らせたいから、予防策も詳しく教えて!
良い心構えじゃのぉ。ついでに老眼の原因も詳しく説明しよう。
老眼の原因は?目が老化するのはどうして?
老眼は目のピントを合わせるレンズである水晶体の硬化と、それを支える毛様体の筋力低下が原因です。
原因がわかればおのずと老眼の対策も見えてくるので、まずは原因を知ってみてくださいね。
水晶体が硬化する原因は?
水晶体はタンパク質(コラーゲン)でできています。
タンパク質は活性酸素により酸化し、年齢によって肌のハリがなくなるのと同じように、水晶体の弾力性もだんだんと失われてしまうのです。
水晶体で活性酸素が発生する多くの原因は、紫外線と考えられています。
なぜなら、水晶体で紫外線を吸収することで、目の奥にある網膜を紫外線のダメージから守っているからです。
その他にも活性酸素が発生する原因はあり、大気汚染、食品添加物、喫煙、ストレス、生活リズムの乱れ、睡眠不足、栄養不足などが考えられます。
逆にいうと、活性酸素を防いで酸化を防ぐことができれば、水晶体の硬化を遅らせ、老眼を遅らせることが可能です。
活性酸素を減らすには、抗酸化物質と呼ばれる栄養素をとるのが効果的です。
ブルーベリーが目を良くすると言われているのは、アントシアニンという強い抗酸化物質が含まれているからなんじゃよ。
毛様体の筋力低下の原因は?
毛様体は筋肉ですので、鍛えなければ衰えていきます。
足や腕の筋肉が、歳をとると衰えていくのと同じイメージです。
逆をいうと、毛様体を鍛えればある程度は筋力低下を予防することが可能で、水晶体の硬化対策と一緒におこなえば、老眼を遅らせることにつながります。
老眼の予防にも!今日からできる老眼対策
老眼対策にはなるべく活性酸素を発生させないようにし、抗酸化物質をとり、血行を良くすることが効果的です。
そのためには、目の疲れをためないこと、適度な運動や目のトレーニング、栄養の摂取、規則正しい生活を送るなどが重要です。
しっかりと老眼対策をして、老眼を少しでも遅らせましょう。
「もう老眼になってしまった・・・」という人も心配はいりません。
正しい老眼対策をすれば、老眼の進行を遅らせることができ、老眼でおこる諸症状を改善させることも可能です。
定期的に目を休ませる
パソコンやスマホでの作業、裁縫などの細かい手元の作業が多い人は、定期的に目を休めるようにしましょう。
目に疲れがたまると眼精疲労となり、老眼の進行を早めてしまいます。
本を長時間読む時も、最低1時間に1回は休憩をはさむのが理想です。
遠くを見たり、音楽を聞いたりして目を休める習慣をつけると良いでしょう。
目のトレーニング
目のトレーニングで毛様体を鍛えれば、老眼を遅らせることが可能です。
目のトレーニングは、目が疲れてかすんだ時におこなっても効果的ですよ。
目のトレーニング1
- 目をギュっと閉じる
- 目をパッと開く
- 顔を動かさず、目だけを8方向を見るように大きく1周
目のトレーニング2
- 人差し指を立て、目から10cm程度離れた位置において、指の先を1秒見る
- 次に指先を通り越した、遠くのものを1秒みる
- また指先を1秒見て、遠くのものを1秒見るを20回繰り返す
目のツボを押す
ツボ押しは血行を良くするため、あらゆる症状に効果的ですよね。
目の周りにもツボはあって、老眼を遅らせるのに役立つだけでなく、目の疲れの回復にも良いです。
目頭のやや上にある「清明(せいめい)」というツボだけでも覚えておくと良いですよ。
多くの人が、目が疲れた時に自然と押している部分です。
鼻筋をつまむように指圧しましょう。
目のツボについては、詳しく視力回復のツボおすすめ3選で紹介していますので参考にしてください。
首や肩のストレッチ
血管はつながっているため、血行を良くするには、目だけでなく首や肩など全体を通しておこなったほうが効果があります。
肩を回したり、首を揉んだり、軽いストレッチをしてほぐしてあげると、老眼対策にもなる上に、目からくる肩こりや首こりにも効いて一石二鳥です。
目の疲れが残ってしまった時には温パック
前述した通り、目の疲れがたまると眼精疲労となり、老眼の進行を早めてしまいます。
そこで、「目の疲れが残っているなぁ」と感じる時にやってみてほしいのが、目の温パックです。
- タオルを濡らしてしぼり、電子レンジなどで温めて蒸しタオルを作る
- やけどしない程度の温かさになったら、蒸しタオルで目をおおう
血行を促進して、目の疲れの回復を早めるだけでなくリラックス効果もあります。
寝る前におこなうと、快眠の手助けにもなるのでオススメです。
ただし、目が充血している時は逆効果となりますので避けてください。
UVカットのサングラスをかける
強い紫外線や赤外線をなるべく目にあてないようにすることも、水晶体の硬化を遅らせ、老眼を遅らせるのに役立ちます。
特に日差しの強い日などは、サングラスをつけて目の保護をしましょう。
サングラスは、色が濃いと瞳孔を開き、光をより入れようとしてしまうため、色の薄いもの方が効果的です。
サングラスに抵抗がある場合は、つばのある帽子をかぶるのも良いでしょう。
適度な運動
適度な運動は、活性酸素を減らし、筋肉が鍛えられ、血行を良くする効果が期待できるため、老眼対策としても有効です。
特にウォーキングなどの有酸素運動が効果的で、身体への負担も少なく適しています。
規則正しい生活と睡眠
老眼の原因となる活性酸素を増やさないためには、規則正しい生活リズムで過ごすことも大切です。
睡眠時間も十分に確保して、目をしっかりと回復させましょう。
栄養バランスの整った食事
食事の栄養がかたよると、糖尿病などの原因になり、血液の流れが悪くなり、老眼を早める要因となります。
食事は、抗酸化物質が多く含まれる緑黄色野菜を中心にバランス良くとりましょう。
ストレスをためない
ストレスも活性酸素の発生の原因となり、老眼を早めてしまいます。
ストレスは溜め込まないように、お風呂にゆっくり入ったり、スポーツをしたり、映画を見たり、こまめに発散しましょう。
老眼鏡をかける
「老眼鏡をかけると老眼が悪化するのでは?」
そんな心配がある人もいるかもしれません。
しかし、これは間違いです。
むしろ近くが見えにくいにもかかわらず、無理して老眼鏡なしで見ようとすると、目に負担がかかり、眼精疲労になって肩こりや頭痛などの不調をさらにまねいてしまいます。
老眼だと思ったら、まずは眼科へ行って、使う用途に適した老眼鏡を作りましょう。
ただし、常に老眼鏡をかけっぱなしにするのは老眼を進行させます。
必要なときにだけかけるようにしましょう。
サプリメントでアントシアニン、ルテインなどの栄養素をとる
老眼になった場合は、バランスの良い食事に加え、老眼を良くする栄養素をサプリメントで積極的にとりいれるのがオススメです。
特にブルーベリーやビルベリーなどに含まれるアントシアニン、ルテインが老眼には欠かせない栄養素です。
この2つの栄養素には強い抗酸化作用があり、紫外線やブルーライトのダメージから目を守ってくれる働きがあります。
さらに、アントシアニンには神経伝達をサポートする働き、ルテインには加齢黄斑変性症といった目の病気の予防に役立つ働きをしてくれます。
ほかにも、アスタキサンチン、ゼアキサンチン、ビタミンA、亜鉛も老眼に良いと言われています。
これらの栄養素は相乗効果で効果がアップするため、バランス良く摂取することで老眼の進行を遅らせることができます。
また、老眼からくる症状を改善させることも不可能ではありません。
老眼になっても、正しい対策をとれば進行を遅らせたり、老眼でおきる症状を改善させることができるんだね!
老眼に良い栄養素は色々あるけど、食べ物からは摂取できないのかな?
そうじゃなぁ。老眼対策に良い栄養素を食べ物から十分にとろうと思うと、かなり難しいかもしれん。
ブルーベリーでアントシアニンをとろうと思っても、毎日両手でこぼれるくらいの量を食べなきゃいかん。
ルテインが含まれている食べ物はケールが有名じゃが、これも苦いからたくさん食べるにはキツイじゃろう。
お金もかかるしのぉ。
じゃぁサプリメントの方が手軽で現実的だね。
老眼を良くするサプリメントで博士のオススメは?
サプリメントなら、返金保証のある「めなり」が試しやすいじゃろう。
アントシアニンを含むビルベリーの含有量が業界トップクラスで、ルテイン、ビタミンAなど、老眼に良い主要の栄養素もカバーできるぞ。
重要なアントシアニン、ルテインの1日に摂取したい量もバッチリ含まれておる。
なるほど!早速お父さんに教えてあげよーっと!
老眼対策は早ければ早いほど良い
老眼の症状が出始め自覚するのは、個人差があるものの、おおむね45歳くらいからの人が多いようです。
しかし、老眼は自覚をする前に始まっています。
なんと、水晶体の硬化は10代から始まっているんだそうです。
もっとも水晶体の弾力があるのは赤ちゃんの時なので、極端な話、 老化は生まれた時から始まっているとも言えます。
となると、老眼対策は早くすれば早いほど、老眼の症状がでるのを遅らせることができると言えるでしょう。
近視の人は比較的老眼になるのが遅いと言われておるが、それでも安心はできんのぉ。
老化現象であるかぎり誰でも老眼になってしまうから、「いつかはなる」と受け止めて早めに対策をする方が良いじゃろう。
予防や対策を毎日継続しておこなうことが、なるべく長い間クリアな視界を維持するのにつながるんじゃ。
まとめ
- 老眼は水晶体の硬化と毛様体の筋力低下によっておこる
- 水晶体の硬化は活性酸素を減らすことで遅くできる
- 毛様体の筋力低下は目のトレーニングで鍛えることができる
- 老眼予防には、活性酸素を発生させないようにし、抗酸化物質をとり、血行を良くすることが効果的
- 老眼対策をおこなえば、今からでも老眼の進行を遅らせることができる
- 老眼対策は老眼鏡に加え、アントシアニン、ルテインなどの栄養素をとるのが良い
- 老眼対策は早ければ早いほど、老眼の症状がでるのを遅らせることができる
老眼の症状がでても、きちんと対策をとれば大丈夫じゃ。
効果がでるまで少々時間はかかるかもしれんが、老眼の目も良くすることは可能じゃぞ。