博士〜、簡単にできて目を良くするトレーニングをなにか教えてよー!
じゃぁ今日は、遠近トレーニングをひとつ教えよう。
遠近トレーニング?
遠近トレーニングとは、字のとおりで、近くのものと遠くのものを交互に見比べるトレーニングじゃよ。
遠近体操法などと呼ぶ人もいるようで、毛様体筋(もうようたいきん)を動かして、目の筋肉をほぐすトレーニングなんじゃ。
それをすると、どうして目を良くすることが出来るの?
毛様体筋というのは、目のピント調整をする水晶体というレンズを支える筋肉なんじゃ。
近くを見ている時には毛様体筋が緊張して水晶体があつくなりピントが合う、逆に遠くを見ているときは毛様体筋がリラックスすることで水晶体が薄くなりピントが合うんじゃよ。
これをトレーニングとして取り入れることで、特に仮性近視の改善や目の疲れの回復に効果を発揮するとされているんじゃ。
それでは、実際に遠近トレーニングのやり方を説明しよう。
簡単にできる遠近トレーニングのやり方
1. 親指を目の前につきだす
だいたい目から3cmくらい奥に親指をつきだし、その一点をじっと見ます。
2. 親指をたたんで、その延長線上を見る
親指をたたんだら、その先にあるもっと遠くの一点をじっと見ます。
この時、腹式呼吸に合わせて息を吸う時に近くを見て、はく時に遠くを見るようにすると効果が増します。
あとは1と2を交互に繰り返すだけです。
※注意
やりすぎると目の筋肉が疲れすぎるので、3分を限度にやってみてください。
遠近トレーニング自体は、かなり簡単だね。
これならどこでもやれそうだよ。
遠近トレーニングは、取り組みやすいトレーニングじゃから、ぜひはじめてみてほしいのぉ。
まとめ
- 遠近トレーニングは、毛様体筋(もうようたいきん)を動かして目の筋肉をほぐすトレーニングである
- 遠近トレーニングは、仮性近視の改善や目の疲れの回復に効果を発揮する
遠近トレーニングは毎日続けることで、大きな成果を発揮するかもしれないぞ。
ぜひ試してみてほしいのぉ。