メガネルコちゃんは、遠視とは無縁みたいだからわからないかもしれないけど、近視よりも、もっと怖いのは遠視だってことを知ってるかい?
遠視?遠視自体は知ってるけど、あまり身近にもいないような気がするし、わからないなぁ〜。
まぁそれはしょうがないことなんじゃ。
遠視というのは、普通の視力検査や眼科検診では発見しづらく、発見が遅れてしまうと、極めて難しいんじゃよ。
そうなの?全然知らなかったよ。
何歳くらいまでに発見すればいいの?
6歳頃までに成人並みの視力に発達するのが一般的じゃから、それまでには発見しないといかんのぉ〜。
遅くても10歳頃までじゃろうが、それを超えてしまうと、治すのはなかなか難しいと思うのぉ。
かなり早い時期なんだね。
子供は遠視の自覚はあるの?
近くも遠くもぼやけているから、自覚は当然あるじゃろうなぁ。
でも、近くもぼやけていることから、遠視なのに間違えて近視用のメガネをかけていることも多いようで、発見が遅れてしまうんじゃよ。
遠視なのに近視用のメガネ?
それじゃぁ確かに治らないだろうね。
そうなんじゃよ。
更には、通常生まれてきた時の赤ちゃんは皆、遠視気味で、だんだんと近視気味に近づきながら、正常な目に成長するのが一般的なんじゃよ。
それも発見が遅れる原因なんだね。
じゃぁ、もし怪しいと思ったら、かなり早めの時期に眼科に検診に行かなちゃいけないね。
まとめ
- 遠視は、眼科検診や視力検査だけでは発見しづらく、発見が遅れると治らなくなる可能性も高い。
- 遠視は症状を間違えやすいことから、勘違いで近視用のメガネをかけてしまっている人もいる。
- 通常、赤ちゃんは遠視気味で生まれてくるが、だんだん正常な目に近づき、6歳ごろには大人と同じような視力に近づく。
近視は視力回復する可能性も高いが、遠視は大人になってからでは、治療で治る見込みはかなり少ないんじゃよ。
だから、矯正用のメガネや視力回復センターなどを使って、早めにトレーニングしたり、治療することが大事じゃよ。