
小さい頃、お母さんによく「暗いところで本を読んでいると目が悪くなるわよ」って言われてたなぁ〜。
暗いところでの読書も、わたしの目が悪くなった原因なのかなぁ。

メガネルコちゃん、それは完全にデマじゃよ。
昔から都市伝説のように、「暗いところでの読書は目が悪くなる」というのは言われてきたことだけど、あんなものに医学的根拠はまったくないんじゃよ。

えっ!?そうなの!?

確かに、暗いところで読書などをすると、目は疲れやすくなるし、頭痛や肩こりになることもある。
でも、もし暗いところで読書などをすることが目が悪くなる原因になるんであれば、明かりの少ない昔より、今のほうが近視の人が多いことは不思議に思わんかね?

確かにそう言われてみると、そんな気もするね。

読書をして目が疲れると、目の焦点があいにくくなったり、かすんだりぼやけたりすることもあるから、おそらくそのせいで目が悪くなったと勘違いする人が多かったんじゃろうなぁ〜。
まぁ、目の疲れがたまったままになってしまうと、視力低下をまねくこともあるんじゃがね。

なぁ〜んだ。そういうことかぁ〜。
納得できたよ。ありがとう、博士。
まとめ
- 暗いところでの読書が、目を悪くする医学的根拠はない
- 暗いところで読書などをすると、肩こり、頭痛、がんせい疲労などを引き起こし、結果的に視力低下をまねくこともある

暗いところでの細かい作業や読書では、目の疲れがたまりやすい。
暗いところでの読書が直接的に目を悪くすることはないといっても、続けていると眼精疲労から視力低下につながってしまうこともあるから、明るくして読書をした方が良いのは確かじゃ。